産業

阿月の産業

阿月こだわりの伝統産業

Let’s experience traditional industries together in Atsuki

阿月のせとみ

せとみは、1981年(昭和56年)に山口県農林総合技術センターにて「清見タンゴール」を母親に、山口県原産の「吉浦ポンカン」を父親に交配され、2004年(平成16年)に品種登録された新しい柑橘です。 果実の大きさは180~200グラムと温州みかんの倍近くあり、とても甘く(みかんの仲間で最も甘い)、果肉はプチプチしたイクラのような独特の食感を楽しめます。また、簡単に皮がむけて柔らかな中袋ごと食べられるのが特長です。収穫は1月下旬頃行い、1ヶ月以上熟成させて糖度を上げ酸味を少なくして出荷します。生産は「阿月せとみ俱楽部」にメンバーを中心に行われており、JAを通じての共同出荷のほかふるさと納税返礼品、果実専門店での販売品として出荷しています。

 

せとみの樹オーナー制度を始めます

山口県オリジナル 阿月の「ユリ」

オリジナル「ユリ」は山口県農林総合技術センターにおいて、花の小さいヒメユリと多様な花色が特徴のスカシユリとを交配して約10年をかけ育成されました。小輪で香りの少ないユリ、プチシリーズとして現在11品種が登録され、国内外のセレクチョンで数々の賞を獲得しています。

花言葉は、「いつもあなたを見守っています」です。用途としては、その特徴を生かしてミニブーケやテーブルアレンジなど、フラワーアレンジメントに向いています。これらの品種は阿月地区の農家において、柳井市内で唯一栽培されています。

プチソレイユ(小さな太陽)
プチリアン(小さな絆)
プチブラン(小さな白ユリ)

 

阿月のいりこ

阿月地区では、昔から近海でカタクチイワシが獲れることからいわし網が盛んで、昭和30年代には10統も操業されていたが、漁獲量の減少と過疎化による従業者の減少や、工場産業の発達から姿を消していきました。しかし、平成の時代になって復活しました。いわし網は、時期的には7月~9月に行われ、漁はほとんど毎日行われます。多い時には1日に約1tの水揚げがあります。漁は2艘の船に7人が乗り込み行われ、獲られたいわしは運搬船によって阿月港に運ばれます

 

日曜朝市&いきいきサロン

少子高齢化、人口減少によって地域コミュニティが衰退する中、平成26年8月に「阿月地区活性化協議会」を発足して、地域社会の在り方について、お互いに支えあえる新たな地域づくりとは何か、取り組んでいかなければならない活動とは何か、様々な問題点や課題について検討してきました。そこでいち早く地域を元気にさせたいとの思いから、同年10月に青空市場「日曜朝市」を立ち上げました。現在は「日曜朝市&いきいきサロン」として継続されています。

 

 ●お問合せ 柳井市阿月1748-2  阿月公民館  電話 0820(27)0001  FAX 0820(27)0021  Mail atsuki@city-yanai.jp